着物を普段着にする楽しみ

着物売るならどこという質問は出てくるかなと思います。
では、私が着物を買った頃からのお話をしていきましょう。

着物というと“高価”で“着るのも大変”で“着ていると動きにくい”というイメージが強いですが、私は高校生の頃に着物を普段着・部屋着にしていた時期がありました。

着物の生地はウール、自分で購入していないので金額についてはあまり覚えていませんが、生地代はさほど掛かっていませんので仕立代メインで2~3万円程度ではなかったかと思います。それに安価な角帯を用意して、グンゼのパンツ・シャツの上に襦袢も着ないで直接着ていました(ちなみに私は男性です)。

着物というよりも浴衣に近い使い方をしていたと思いますが、着流しのシルエットが気に入っていて、親の買い物につきあってスーパーに出かける際も、そのまま着物姿ということも少なくなかったです。

着付けらしい着付けもなく、まさに浴衣のように羽織ってから帯を巻いてお腹の前でさっと結んで背中に回すだけでした。

学生服を脱いだら着物に着替えて、ベッドの上でゴロゴロしながらビデオを見たりゲームをしたりと、くつろいでいたのを覚えています。

着流しの着物だと、スカスカして寒そうな印象もありますが、実際にはスッポリと全身が包まれていますから、意外と暖かく過ごしやすかったです。

トイレも、合わせの前をさっと開けるだけでできましたし、袖も日常生活ではほとんど邪魔になりませんでした。何か作業するときにどうしても邪魔になるような時は“たすき掛け”をして居ましたが、窮屈そうなイメージがあるかも知れませんが、むしろキュッと身が引き締まって気合いが入り作業に入るには良いルーティーンになっていた様に思います。

進学を機会に上京してからはあまり着なくなってしまいましたが、また着物生活をしてみたいなぁと思いは心の中に残っています。

外仕事には確かに向きませんが、屋内での家事全般をこなすのには大して邪魔になりませんし、暖かく身体への締め付けもあまりありません。

帯というのは幅広の硬い生地で出来ていますので、お腹に巻いても細く締め付ける圧迫感がなく、むしろ腰をしっかり支えてくれるのでとても安定感があります。
ご高齢の女性が着物の方が身体がしゃっきりするというのも、帯が身体をしっかり支えてくれるからなのではないでしょうか。

部屋着としての普段使いの着物ってとても良い物だと思います。


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